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晩媚と影~紅きロマンス~のnaのネタバレレビュー・内容・結末

晩媚と影~紅きロマンス~(2018年製作のドラマ)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

中華ドラマにしては短く、陰謀も策略も少ないのでその点では気楽に観られる。
女ばっかりなのに、中華ドラマにお決まりの策略家悪女が1人も出てこない。みんな表と裏同じ感じで、嫌いなら嫌い、敵意をキッパリ表すある意味純粋な子たち。これはなかなかないですよ。
血のリアリティはない方。鮮明な赤でサラサラという珍しいタイプ。
ただその分肌への損傷へのこだわりが凄くて(?)肉感があって見るのキツいのでそういうシーンは隠してた。

寧王のキャラクターはもちろん、演技がとても良かった。
盲目のふりしなくなるタイミングは謎だったが、盲目時代、盲目のふり時代、回復してからのどの演技も良かった
拷問受けても耐えて使命果たす晩媚に対して涙ながらに顔に傷負わせるシーンが一番良かったかな。
結構涙脆い寧王が泣くシーンはたいてい良かった。
指がなが〜くて綺麗 お顔もなかなか整っている

長安は地味顔オブ地味顔って感じで正直主役顔ではないしかっこよくもない。
役柄的にほぼ無表情なので、意外と感情表現多い寧王との対比がすごいことになっていた
でもまあたまに晩媚への想いが顔に出たり、潜入で夫婦のふりしたときだったり、呼び捨てになるときだったりと長安にも良いシーンはあった。

晩媚、全体的に痩せすぎだけど手がほんとにカリッカリで主役級女優でこんな手は初めて見た。
寧王も細長い指なのでこの2人の手がとても印象に残る
演技はすごい上手いと感じた。声も多分自分だよね?
中華ドラマは声が別だったりであんまり演技力評価しにくいんだけど、どの演技もすごく上手だったと思う。華麗な動作も様になってた。
顔もまあまあ可愛い

ラスト、長安あんな最期とは思ってなかったし刑風が急に狂ってるので(まあ狂ったのは納得しようと思えばできるんだけど)嘘でしょ〜と思って見ていたので涙の一粒も出ず。さすがにあっけなくないですか。死の過程に対して割かれるシーンがさ。

それ以外もラストはちょっと微妙でスコア下がったかな。

キスシーンのひとつもなかった、という覚え書き
それはそれで良い

情を通じるのはダメで夜伽はアリっぽいのは謎だったね

2018年なのでCGはあんまりレベル高くないけどCGまみれでもないので気にならないレベルかな。
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