1話1時間と最近のドラマにしてはちょい長めだけど丁寧に作られてて面白かった。
metoo運動をベースにしてるけど一方的な内容にならないようmetooに疑問を投げかける側の人間もしっかりと組み込んでる所が良い。
スティーブ・カレルが言うように第一波であったワインスタインに関しては然るべき処置をされ抹殺されるべきだが
第二波では便乗案件や単なるやっかみで告発された男性も居たのかもしれない。
両者の言い分を上手いこと脚本に盛り込んでるから中立的な立場で見る事が出来る。
製作段階ではかなりリアルタイムであったであろうベガスの乱射事件やカリフォルニアの山火事なんかが盛り込まれてるのも面白いね。
今となってはコロナのインパクトが強すぎて遥か昔の事のように思えるが…。
役者陣も全体的に質が高くて素晴らしい。
リースとカレルはシリアスな役も結構やるけどラブコメ一辺倒のイメージが強いアニストンもしっかりと役にハマってて良かった。
演出に関してはややベタすぎる所もあったけど(スロー多用や馬鹿デカいBMG等)全体的には良作だと思う。
このクオリティのドラマを連発できればネトフリの地位も危うくなるかも。