いいから黙って取り敢えず観て。
話はそれから。
第9話のミッチがハンナに言った言葉は私自身に言われてる気がして、他人事じゃなくて、傷付いた。
嫌よ嫌よも好きのうちと思ってる人がいる。
角が立たないように、プライドを傷つけないように、空気を壊さないように、逆上されて殴られないように、敢えてやんわりと断る。そしたらそれはそういうパフォーマンスだと思われる。
日頃ハッキリ物事を伝えるタイプだと、強くて自分の意思を伝えられる人間だと思われてるからこそ、さらに相手には、本当に嫌なら嫌だと拒むだろうから、これはパフォーマンスなんだと思われる。
そうこうしているうちに拒む時間が無駄に思えてきて、拒むことを諦める。どうせ変わらないならさっさと終わって欲しいと思って黙る。
そしたら受け入れた、合意だ、やっぱりさっきまでのはパフォーマンスだったのかと相手は思う。
違う。これは合意じゃない。そして相手には1ミリも自分が無理矢理寝たという感覚は生まれない。