Apple TV+ローンチ時の目玉タイトルとして発表された今作。その名に恥じないハイクオリティドラマとして必見。
メイン監督は、かつてTVドラマの歴史を変えた名作「ER」でも監督を務めていたミミ・レダー。今回は舞台を病院からニュース番組に変えるも、縦横無尽にカメラが動き回り、そのワンカット中でキャラクターが入れ替わり立ち替わり現れるスタイルはそのまま。喧騒が響き渡る生放送という現場を描いた“仕事ドラマ”の要素に加えて、“Me Too”問題に翻弄される人々(ここが一概に加害者と被害者だけを描かないのがミソ)のキリキリするような人間関係を重ねたナウで新しいドラマとして、よくぞこのクオリティで作りましたとアッパレなアップルのドラマとしてめちゃくちゃ面白い。