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フォー・オール・マンカインドのcompmuaのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

先にソ連に月面着陸を許してしまったアメリカの宇宙計画に携わる人達の物語
ifの世界でソ連に対抗するために女性宇宙飛行士が駆り出されたり、歴史が変わっていたりはするらしいのだけど、結局は女性は能力があっても男性と同等に扱われないし、有色人種も同性愛者も当たり前に差別されてるし宇宙飛行士の妻は宇宙飛行士の完璧な妻を演じなくてはならなくて、その点では全然ifな世界じゃなかった

最初つまらなくてやめようかと思ってたけど宇宙に行きだしてから俄然面白く
やはり宇宙で何か起これば即、死が待っている状況というのはハラハラドキドキする

死ぬかもって時まで同性愛者であることをオープンにできず、やっとクルーに打ちあければ責められるエレンかわいそう
皆がオープンで隠す必要のない世界ならソ連に脅しのネタに使われることもないのにね

完璧な宇宙飛行士の妻でいようとするエドの奥さんカレン
本当は折れてしまいそうなのに、モリーの旦那にしか弱みを見せられないのに、それでもエドの不在の家族を必死に守ろうと支えようとする姿が美しくて哀しい

カレンとアレイダのその後が気になるのでとりあえず試聴継続してみる

トレイシー、綺麗なのに全く花がないというか存在感がない感じ、どっかで見たことあるなあと思って調べたらアルカトラズの主役の子だった。激しく納得
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