ソ連がアメリカより先に月面着陸を成功させた世界線のお話。
観る前はパラレルワールド感を強調した作品かと思っていたけれど、どちらかと言うと人間ドラマに重点を置いた作品になっていた。
宇宙が舞台の作品ってどうしても宇宙飛行士にスポットが当たり彼らがスーパーマンみたいに描かれがちだけど、本作は一人の人間として弱さや葛藤を抱えた彼らの内面とその家族が丁寧に描かれることでストーリーに奥行きが生まれているところが良かった。お陰で観ている間、歴史上の宇宙飛行士とその家族に想いを馳せることとなった。
とは言っても歴史改変ドラマなのでシーズン2以降はその点でもドラマティックな展開を期待したい。
