きのこ

キルミー・ヒールミーのきのこのネタバレレビュー・内容・結末

キルミー・ヒールミー(2015年製作のドラマ)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

「彼女はキレイだった」にハマり、パクソジュンとファンジョンウム目当てで視聴開始。チソンを知らなかったけれど観終わる頃には彼の大ファンになっていた。第1話の終わり方に違和感を感じてハマれるかどうか微妙だったけれど(空港のシーンは好きだった!)、そのまま観続けてみたら、第2話の、病院で治療するリジンをじっっと見つめるセギでハマった。アイメイクしたチソンがとんでもなくかっこよすぎる。
ドヒョンは多重人格で辛いのは分かるけれど、私は最後までセギ派でした。セギの、「消えたくない。チャドヒョンの虚像でも構わないから、そばにいさせてくれ。」「眠ったら、消えそうで。」「永遠にお前のそばにいたい。」など数々の切なすぎるセリフがぶっ刺さった。また、作中では残忍で攻撃的な人格だと言われて忌避されているけれど、そんなキャラにそぐわないほどセギは涙を流しているシーンが多い。なんて人間味のあるキャラなんだ。第5話のキスシーンの涙も本当に切なかった。1番可哀想で、一途で、リジンを想い続けていたから、別れのシーンはずっと発狂してました。
あとはAuditory Hallucinationの曲も良かった…。ラップのところは病気に苦しむドヒョンの心情っぽいけれど、途中の「耳元できこえる声は眠っている俺を起こして、体を包んで唇を重ねたら、俺は裏側に消えてもう会うこともできない」という歌詞になんかセギを感じた。あと女の人の歌はセギに向けてるように思われてならない(とくにラスサビの歌詞)。
自分的にはどハマりしたので素晴らしい作品でした。めっちゃ繰り返して観てます。改めて観ると初見の時あんま印象に残らなかった第1話もめっちゃ面白いし。よく出来てると思う。
一言でこの作品を表すと「切ない」です。ぜひ色んな人にオススメしたい。セギがほんとに切ない。そしてチソンかっこいい‼︎😎
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