Soya

ダーク シーズン3のSoyaのネタバレレビュー・内容・結末

ダーク シーズン3(2020年製作のドラマ)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

[鑑賞後メモと感想]
長いこと途中で止まってたけどなんとか最後まで試聴。

時計職人の悲しみが生み出したタイムマシンにより生まれた二つの世界。
だがその世界は世界の終末への無限ループ。
それを断ち切るためにはタイムマシンが発明されないようにする第三の道しかなかった。

„Dass das, was wir wissen, nur ein Tropfen im Ozean ist.“
「人は大海の一滴しか知らない」

最後のシーンで明かされそうになるウェラーの目の傷は結局謎。なんだったのあれ?
毎回「去年の夏、」と言いかけたところで何かアクシデントが起きるという。

感想としては個人的には結構楽しめた。途中、過去、現在、未来からのパラレルワールドまで出てきて、更に「シュレディンガーの猫」の量子論の解説からの死んだヨナスとは別の生きたヨナスも存在するというなんとも複雑。。あとはたまに「これ誰だっけ?」ってなるキャラクター設定も複雑ではあるけど、パズルを解いていくような面白さも同時にあった。
あと、そこまで作品構成を練り上げておいてからのラストのオチが結構単純だとも思ったけど、そこに行くまでの過程とヨナスとマルタが受け入れるしかなかった最後の結末はなんとも切ない、が地獄のループを抜けるには受け入れるしかない。“What A Wonderful World“… てなると最終的にはタイムマシンが作られた要因(息子夫婦の事故)で尚且つその要因を起こした要因は父親が息子に関心がなく宇宙や銀河ばかりに夢中になっていた、ということだろうか。父親は息子に家業を継がせようとしてたみたいだし。
オープニングも割と好き。あれはアダムとイヴの世界が対になっているということか。
Soya

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