未来へと飛ばされたヨナス。
代わりに現代に取り残された未来のヨナス。
失踪者が相次ぐ街、ウィンデンでは警察だけでなく家族たちも真実を追い求めていた。
過去現在未来、そして複雑に絡み合う4つの家族。
終末まで、あと一週間。
あまりにも難解すぎるドラマだが、シーズン2の後半ぐらいからやっと家系図を手放してもある程度は関係性が覚えられてきた。
もちろん新たに判明したり人が増えることもあるがここまで理解して観れるとめちゃくちゃ面白い。
前作では現在と過去の話が並行して進むのでめちゃくちゃわかりづらいと書いたが、今作はそれに加えてさらに昔の過去や未来、時代が不明な描写も加わってめちゃくちゃ複雑になる。
とはいえこっちもある程度は慣れれて来ているので着いて来れたが家系図や解説サイトは見ながら見るべき難易度なのには変わりない。
展開としてはとんでもないタイムパラドックスが発生しまくっており、当人たちもその話はしているのでどう畳むのかと思っていたら最後に並行世界線を示唆する発言が出て驚き。
このドラマは過去を変えようと行動してもそれすら過去にあった行動として未来は変わらない、といったタイプの作品だと思っていたので衝撃だった。
本当にあと1シーズンで畳めるのか心配で仕方ない。
キャラとしてはウルリッヒがあまりにも不憫すぎて可哀想な一方で、ハンナのクソっぷりが限界突破していてヤバかった。
よくこんな振り切った設定にできるなとどちらを見ても思う。
良いシーンで言えばミハエルのヨナスとの会話のシーンは良すぎた。
ミッケルとしての過去を考えると辛すぎる人生の中でヨナスを子供としてきちんと愛しているのが心に来る。
それだけにハンナが奥さんなのがもう過去改変して変えてやってくれって思うぐらい可哀想。
ノアの人物像なども深掘りされてますます楽しくなってきたのでシーズン3にも期待が高まる。
でも頼むからオベンドルフ家とか急に復活させないでくれよな。
絶対覚えられないから。
