MADMEN

時効警察のMADMENのレビュー・感想・評価

時効警察(2006年製作のドラマ)
3.9
内容的にはバカミスでミステリーを楽しむドラマではあるが、個性の強いキャラ達を見るのがこのドラマの大まかな面白さ。
主役のオダギリジョーのイケメンだけど変人感とヒロインの麻生久美子がアニメのツンデレキャラが画面から飛び出た感じがなかなかに可愛い、
その他脇の警察署のキャラ達も癖や個性があって面白い
時効になった事件を趣味で捜査する主人公・霧山修一朗が、一話かけて時効事件の真相を解明していく。
といっても、犯人のほとんどが次回予告でゲストとして紹介される人物だったりして、視聴者には犯人が分かっている状態。
刑事物だが、分類的にはコメディらしい。
メインライターは三木聡だが、ケラリーノ・サンドロヴィッチや園子温なども監督・脚本を手掛けており、「勇者ヨシヒコシリーズ」の脚本・演出家の福田雄一、「けいおん!」や「ガールズ&パンツァー」の脚本家である吉田玲子も脚本を手掛けている。
また、出演者のオダギリ・岩松が監督・脚本を手掛けた回もある。

根本的にアホ展開やかなり無茶ガバガバなトリックもあるもその中にある切なさなどトリックに通じるところがある。
6話はオチ含めてかなり良い霧山がメインではないが最後に時効警察をちゃんと回収しているの含めて一番話が良い。
全体的にゆるく少々薄味で物足りないぐらいで丁度いい脱力感がウリのドラマだ。
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