Ark

マザー・ファーザー・サンのArkのレビュー・感想・評価

マザー・ファーザー・サン(2019年製作のドラマ)
3.0
メディア王の父親とその息子と母親の話。


父親がクズなので、その父親に自分と同じになるように育てられたケイデンは、自分の意思に反して汚れ仕事を沢山やらされてきた。そしてクスリに頼るようになり、ついに壊れてしまう。

父親に壊された息子役を演じたビリー・ホールの演技がとても良い。

母親も、息子を愛してるように見えるが、ラストでは心から救ってあげたいと思ってるようには見えない。

父親も子供の頃は、同じくクソ親父に毒されていたと分かってからは同情できた。父親もケイデンのようにクソ親父の犠牲者なら、なぜ同じことを我が子にもさせるのか……。

ケイデンには幸せになってほしい。
もはや母親はどうでもいい。父親もどうでもいい。とにかく息子が気の毒でならない。

だんだん面白くなくなっていく系ドラマだった。ずっと仕事の話しかしてなくてお堅すぎた。

リチャード・ギアの演技が絶妙にムカつく感じで、役にピッタリだった。
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