「欲」「欲」「欲」…
「業」「業」「業」…
昨年、大きな反響を呼んだ大河ドラマ！
いや〜凄いドラマ！凄い時代！
（これが「清洲会議」書いていた人の作品なのか!?笑）
源氏の力を取り戻すべく立ち上がる小豪族の成り上がりから
「権力」を巡る騙し合い、裏切りの壮絶なコンゲーム！
（仲間はおろか、肉親すらも殺し合う恐ろしい時代です…）
劇中でも言われているが「立場が人を作る」が
こんなにも、刻々と描かれるドラマは珍しい！
前回では共に戦っていた人が次回には立場が代わり
憎悪を向け合う相手となる。
（この辺は長期に渡る大河ドラマの属性に合ってますね）
小栗旬さんの前半・後半での様変わりは勿論、
山本耕史/小池栄子のご両人の芸達者ぶりにも舌を巻く！
その中でも個人的に一番凄かったのは宮沢りえさん！
どこまでも「自分」に忠実！
とんでもない悪女だがそこに打算がないので変に抜けが良い！
（元京女のいけず感をずーっと内包してるのが凄い）
各々の思惑が一度も好転せず、行き違いの連鎖の末に
あまりにも多くの悲劇の上に成り立った鎌倉幕府…
ただの観光地ではなく「悲劇」の跡地としての鎌倉を知れました！
とりあえず第15話まで見て下さい！そこから凄いから…
