にゃん

微笑む人のにゃんのネタバレレビュー・内容・結末

微笑む人(2020年製作のドラマ)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

何を基準に『いい人』『悪い人』を見分ければいいのかわからなくなる作品。
文句も言わず時には励ましいつも優しいけど浮気する夫や最初は無実を信じてたのにちょっとの事で異常者と目の色変えてスクープ欲しさの野心まるだしに変わる人達よりも松坂桃李が演じた二藤のほうがよほどいい人に思えてくる。やってる(殺人)事はいいとは思えないが職場でも、プライベートでも面倒な役を嫌な顔せずやって、当たり前と思わず常にお礼をいったり…怒りの感情だけで後先考えず殺人を犯してしまった記者より理解できないが本の置き場が欲しくっててのほうが最後まで見てると不思議にそちらのほうが怖くなくなる。沸点がわからない、キレたら何されるかとかがないからかなぁ。まぁそーゆのがないから人間味が少ない=異常者なんだろうなぁ。

あとコミカルシーンはいらなかったと思います。