微笑む人のakiraのネタバレレビュー・内容・結末

サスペンスドラマを形式的に見慣れている人にこそ突き刺さる恐ろしい傑作！
「第三の男」ばりにまったく無駄のない脚本、全ての演出が意図を持って松坂桃李のセリフに繋がる。

「なぜ殺人鬼に納得できる動機がないといけないんですか？」
ドラマの本質そのものに疑問を叩きつけるドラマなんて、正直初めて見ました笑。というかそんなこと普通やりたくてもできない。エンタメ、ミステリーの構造の深淵な理解者たちだからこそ出来た作品。。ヒッチコックを彷彿とさせる無駄のない作り込みに驚嘆しました。