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ラミー 自分探しの旅 シーズン2のSGRのレビュー・感想・評価

4.8
A24の作品でどれか一つを選べと言われたら、どんな映画よりもこれを選ぶ。それくらい好き。前シーズンよりも全体を通してシリアスで、最初の1〜3話はこれだけで1本の映画ができそう。今回も母親のエピソードの6話が個人的に1番笑ったし好き。これまで単にモラルのないだけに思われていた叔父さんの秘密がわかる9話も切なくて泣きそうだった。笑って泣けて異文化を学べる社会派ファミリーコメディー、素晴らしすぎる。

基本的にラミーが純粋な"いいやつ"だからこそ信仰との狭間に苦しむ皮肉がコメディになっていて、まさに悲劇をロングショットで捉えると喜劇になるってやつ。。不器用な人ほど生きづらいのはどこも一緒。
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