このドラマに狂わされたティーンは多いはず。
実写化による改変がこれほど功を奏した作品も珍しい。ちなみにキングのキャラクターは窪塚洋介本人が提案したそうな。彼の演出家としての優秀さが垣間見える。
エピソードのテーマが当時の社会問題(援助交際やカルトビジネスなど)を扱いつつも、監督が監督なだけに同時期のTRICKのような演出や展開が垣間見えるためシリアスになりすぎない絶妙なバランス。
その中でも殺された仲間の犯人を追うという1本の筋が、全話を通して少しずつ伏線として張られ、ギャング抗争に上手く絡めて描かれている。
NetflixやHuluなど多くの媒体で配信中なのでぜひ見ていただきたい。
