ノット・オーケーは1話あたりも20分くらいで、なんとTEOTFWより短く7話しかない。一晩で見られる長さだし、スピード感もあってイッキ見できた。
TEOTFWと違ったのはシーズン1で終わることが考慮されていないというか、シーズン3くらいまでは絶対視野にあるだろうなというストーリー展開。だからシーズンとしてのまとまりはあまり感じなくて、これで打ち切りだったらがっかりだ。
TEOTFWファンなら、カット割や音楽の入れ方、1話の始め方などが懐かしく思えるだろう。ちなみに音楽はTEOTFWと同じく、blurのグレアム・コクソンが担当している。もうおなじみになったギターサウンドもあるが、作品のカラーに合わせて退廃的で救いのない感じは少なめ。でもエンドロールで確認する前なのに、この音絶対グレアムじゃん!とわかってしまう感じ。
ノット・オーケーはストレンジャー・シングスのファンにも受けるだろうと思う。だから、というかなんというか、TEOTFWよりも一般受けしそうだ。語り方やテンポはだいぶ違うけれど、超能力モノだし少しダークファンタジーの感がある。コメディっぽくもあるし、学園モノで複雑な恋愛関係アリ、NetflixらしくLGBT要素もあって、見た目上マイルド。
更新されたら絶対見るレベルのクオリティだけど、私がひねくれているのもあって、TEOTFWよりはハマらなかった。