もりちゃん

セルフメイドウーマン ~マダム・C.J.ウォーカーの場合~のもりちゃんのレビュー・感想・評価

3.8
夜中眠れなくて一気見。

奴隷制度後に未だに残る黒人差別、1908年のアメリカでは、女性ともなれば職業も賃金も限られた金額しか稼ぐことは出来きない。
肌の色で集団リンチや殺されることも当たり前のような時代。
そんな時代に黒人特有の髪質に特化したヘアークリームで百万長者になったマダムC.Jウォーカーの実話。

これが実話に基づいているとすれば、彼女は私の仕事、私の会社。と協力的なご主人にも主導権は握らすことはせずに、商人らしいケチな部分や人使いの荒さが目立つ。
そうでなければ、ここまでにはなれないのだろうけど、敵も増えてく。

百万長者になってもあまり楽しそうじゃなかったサラ(マダムC.Jウォーカー)

そして、黒人の中でも肌の色(真っ黒か、やや黒っぽいか)見た目、美人かで差別があること。
差別、黄色人種の私たちだって白くて肌の綺麗な美人がもてはやされる。

結局どこも変わらないなぁ。なんても思ったり。
もりちゃん

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