イエス・キリストの生涯の2の情報・感想・評価

エピソード02
第2話
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話はイエスの誕生から一気に30年後に飛びます。 福音書に出てくる洗礼者ヨハネとイエスとの出会い。ヨハネはメシア(救世主)の出現を予言していた。ヨハネが他ならぬメシアだと言う人も居たが彼自身は否定する、自分はその救世主が通る道を整えるために遣わされた者に過ぎないと。 イエスに会って別れるまで、ヨハネは彼がそのメシアになる者だということには気づかなかった。会ってからしばらくはヨハネが師でイエスが弟子だったが、イエスの人となりを知っていくうちにその師弟関係は逆転していく。その後ヨハネが施した洗礼により、イエスは神の声を聴きついに覚醒。その直後に40日間の砂漠の旅に出て、朦朧とした意識の中で悪魔に3つの誘惑を出されるも、全て拒絶することに成功。 洗礼で覚醒したイエスに影響を受けたヨハネも行動を起こし、まずは堕落したガリラヤの王アンティパスのもとへ説教しに行くことに。その結果ヨハネは逮捕されてしまう。囚われたヨハネの代わりにイエスが人々を説教して回ることに。牢獄の中でイエスが起こした奇跡の話を聞くうちに、イエスこそが待ち望んでいた救世主だということを悟っていく。 牢屋の中で、もう一度イエスに会わなければという生きる希望を持ち続けていたヨハネだったが、アンティパスの妻と継娘の画策により斬首されてしまう...。 壮絶な最期となったヨハネですが、“メシアの通る道を整える”という使命を果たし、後世にとても大きなものを遺したんですね。
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