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イエス・キリストの生涯のドラマ情報・感想・評価・動画配信
イエス・キリストの生涯 エピソード 5
イエス・キリストの生涯
(
2019年
製作のドラマ)
Jesus: His Life
製作国:
イギリス
3.9
エピソード05
第5話
拍手:0回
コメント1件
スローターハウス154
2022/09/04 23:39
このコメントはネタバレを含みます
裏切り者の代名詞として後世に名を残してしまったユダの回です。 実は、彼がイエスを裏切ってしまう動機は判然としていない。福音書によっては、彼にサタンが入ったから、あるいは彼自身が悪魔だから...ということで誤魔化されて(?)いるけれど、この回ではより現実的な人間的な面を考察し、ユダの心理に迫った内容でした。 ユダはイエスら一行の会計係を担っていたらしい。それだけ一行の中でも信頼のある立場だったということです。 一度死んだラザロを蘇生させたことは、イエスの弟子たちですら恐れさてしまうほどの決定的な奇跡だった。ユダの心境も同じく、これまで慕っていたイエスのイメージに何かしら変化が生じたと思われます。 その後、ユダが良かれと行動したことに対しイエスが叱責するという出来事があった。みんなの前で叱るというのは人の自尊心を傷つけるので基本的にやってはいけないことですが、イエスはユダに対してそうしてしまう(ユダを心から信頼していたからこそなのかも)。ユダの反抗心はおそらくここで初めて表面化した。 ロバに乗ってエルサレムに入場したイエス。ローマの圧政に苦しんでいたエルサレム市民は状況を打開してくれるような預言者、まさにイエスのような人物を待ち望んでいた状況でした。当然、ユダヤ体制側とローマ帝国権力者たちにとって彼は政治的、宗教的な煽動者としてかなりマークされています。 聖なる神殿で小遣い稼ぎをしていた両替人たちを見つけ、イエスはキレて暴動を起こしてしまいます。そんなイエスを見てユダは自問...「彼が説く愛や平和には賛同する、しかしこうして自ら危険を招くなんて...社会の敵そのものなんじゃないか?」と... ユダは会計係を頼まれるほどですから、他のメンバーよりは現実的な思考の持ち主だったと思います。しかし、イエスの使命に死は免れ得ない、という認識が甘かったのではないか。だからこそイエスの直情的ともとれる行動に逐一疑問を抱き、幻滅を重ねていったのではないか...という心理的考察には納得がいきました。 しかし単にイエスに幻滅したのならば、彼の元を静かに去れば良いだけです。そうではなくユダは大司祭カイアファの元に向かう。彼が銀貨のためにイエスを裏切るのは動機としては不十分だと、現代の学者さんは考えます。 ユダはイエスに公正な裁判が下されること(イエスが神の子と認められること)を期待していたからこそ、カイアファに引き合わせるためにイエスを売ったのかもしれない(しかしもしそうなら、まずイエス自身にそう打診するのでは?というのが個人的には疑問です)。 心理的な考察をすれば、ユダはユダなりの正義感に基づいて行動したはずです。愛や平和云々より現実的にイエスが社会の混乱の元凶となっていること、しかし自分の意見に異を唱えるであろうイエス...誰にも相談できないほどに思い詰めてしまった結果、ユダは独断で行動してしまったのかもしれない。 ユダが自分の行為を“裏切り”だとはっきり自覚したのは、イエス本人からこれは裏切りだと指摘された「最後の晩餐」の時でしょう。やっと「自分は卑怯者なんだ」と気付くも、もう大司祭と約束してしまっている。もはや“しようとしていることをする”しかないという、後の祭り状態。 イエスだってもちろん死にたくはなかったでしょうが、神の意志を理解していたので自分の運命を受け入れます。 そして審問にかけられたイエスに死罪が決定。イエスだから奇跡を起こすだろう、という期待のもとに起こしたユダの行動は最悪の結果となってしまい、彼は計り知れないほど動揺したことでしょう。 (福音書によっては、その後のユダの動向としてカイアファに銀貨を返しに行ったという描写もあるらしい。ユダを気の毒に思って書いたのかもしれません。) そして罪悪感でいっぱいになった彼は、荒野で首を吊るという最期を迎える...。 イエスを裏切った真の理由がわからないからこそユダの心の内は想像し甲斐があって面白いな〜と思いました。 (ちなみに、ユダヤ権力者が行ったこの裁判はあまりにもイエスに不利だったため、以後歴史上でユダヤ人の心証が悪くなった原因であるそうです。)
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スローターハウス154
このコメントはネタバレを含みます