⚠そのシーズン分けで「スコア5.0〜1.0」の得点を付けていきます。
スコア5.0→全話鑑賞=絶賛オススメ!
スコア4.0→全話鑑賞=普通オススメ!
スコア3.0→全話鑑賞=少しオススメ!
スコア2.0→途中リタイア!
スコア1.0→1話リタイア!
映画のスコア付けとは少し違います。
ご了承下さい。
【2020年4月期ドラマ】
原作 :
大童澄瞳
監督・脚本 :
英勉
出演者 :
齋藤飛鳥
山下美月
梅澤美波
小西桜子
グレイス・エマ
髙嶋政宏
既刊6巻読破
まぁ〜よくこの難解な世界観の原作を実写化にしたよ…と拍手を送りたい👏
「映像研に手を出すな」とは…
そもそも漫画なのか?
これは説明書でしょ!
映像に関するマニュアルです!
アニメや、映画のあの“映像”
否、図鑑だ!
動物図鑑や、のりもの図鑑のあの“図鑑”
嫌、枠に捕らわれない漫画だ!
そもそも漫画の定義とはなんだろうか…
不毛だ…
……………
……………
話を元に戻す…
そもそも原作の内容が曖昧…
年代→2050年代くらい(大童談)
だがジブリ、ディズニーのネームが出てきたり、宇宙戦艦ヤマト、チンパン探偵ムッシュバラバラ、松下電器ラジオクーガが出てきたりだの1970年代なのか?1980年代なのか?訳わからん…
明確な設定不明!
場所→日本のどこか
標準語表記、広島弁を喋る事もある
明確な設定不明だが何処でも置き換えれるとのこと…
設定→芝浜高校
制服はあるも各自バラバラの好きなコーデ!個性のむき出し!
生徒の学園生活のそれは大学のノリですらあると思う。
そんなファンタジーの様な難解な世界観…
実写化にするだけでも骨が折れるよ…
なのに…
カット割り構図、物語の構成、台詞と原作とまるで違う…とか…
浅草→中髪残しのセンター分け→全く違う
金森→右髪残しの左分け→分け目が逆
水崎→全体左分け→同じ
芝浜高校、大生徒曾学舎のデザインの相違…
芝浜池通学橋(芝浜橋)のデザイン配置の位置の相違…
いちごミルク全身にかぶるシーンが無い…
コインランドリーのデザインの相違…
汎用有人飛行ポッドカイリー号でビル群の間をすり抜けてのデストピア世界のデストピアの絵柄の相違…
などなど1話だけの例えだけど他にもいっぱいあるよ…
土地・場所を原作通り探すのは不可能だし、上記の通り世界観めちゃくちゃなのでそこの欠点をついている人は、他の漫画とはひと味もふた味も違う原作の「映像研に手を出すな」の本質を分かってないなぁ〜ってなるよ…
ほんと…
原作の味というか匂いというか本質的なものを英勉監督の嗅覚(六感)だけで抽出し映像に落とし込んでいる。
しいていえば、日清のカップヌードルが“原作”で、サッポロ一番カップスターが“実写ドラマ”。
どちらも醤油味でカップラーメンである。
微妙な味の違いと制作会社が違うだけ。
味なんか本当に分かった気でいるのかい?
↓
映研のセリフ、
「連れション文化圏の人間でしたっけ?」
「未発見の財閥が山奥で見つかるかも。」
などなど…
連れション文化圏
未発見の財閥が山奥
意味(本質)分かってます?
大童澄瞳先生の妄想と読者の妄想の読み合い…“妄想狸合戦ぽんぽこ”なのだ!
↑
このような表現方法が多い!
わかる人にだけわかればいい表現!
それが「映像研には関わるな」だ!
英勉監督のこだわりは、
視聴覚室A→視聽覺室A、原作と同じ表記。
室内も同じアーチ上の作りの建物を選んでいる。
アニメーターっぽい絵のラフ画。
浅草のイメージボードと設定画。
水崎の描いたメカ→浅草の描き足し→浅草の「私の考えた最強の世界。」からの妄想画モード→水崎参戦→妄想談義→汎用有人飛行ポッドカイリー号描写(原作では2ページ打ち抜き図鑑のような説明に次ぐ説明)→ビル群の間をすり抜けてのデストピア世界の描写。
などなど…細かいこと言ったらまだまだあるよ〜
❶原作と高いシンクロ率が可能なのに、それをしない実写作品。
❷原作と高いシンクロ率が不可能だから、なるべく知恵を絞ってシンクロ率を上げていく実写作品。
両者、原作からは掛け離れているが、全く違うからね!
❶❷とは天と地の差があるからね!
今作の実写化は❷の方だからね!
よくまぁ〜原作に寄せてきたなぁ
↓
浅草みどり(齋藤飛鳥)
金森さやか(梅澤美波)
水崎ツバメ(山下美月)
特に「浅草みどり」の齋藤飛鳥は激似だなぁ
余談ですが、
色々な辛口なレビュー見掛けますが、これはこれで力作だと思うよ!
様々な無理難題をクリアーして世に出てきてくれて有難う。
第2シーズンを希望する!
原作の進み具合次第ですけど…
大童氏何とかせーよ🤣