主役級どころか主演作が数えきれないブランシェット、バーン、バンクス、ポールソン、リンスキーに加え、The Americansクラウディア、OITNBクレイジーアイ、MADMENロジャーで近年の賞レースを席巻した面々が並ぶとんでもなく豪華なキャスト。
話も見応え抜群。人権や平等というのはこのようにしんど過ぎる戦い(アメリカでさえ50年も)を経て獲得されていくということ、男社会や凝り固まった価値観がとことん害であること、団結の難しさと威力、あらためて学ばされることが山盛りだった。
トランプ以降のアメリカでも中絶の権利が覆されたりしているが、今の日本政府(社会もか)が50年前のアメリカすぎて苦しくなった。