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問題のあるレストランのakのレビュー・感想・評価

問題のあるレストラン(2015年製作のドラマ)
3.6
女性という括りを筆頭に社会に閉塞感を抱いている彼らが美しい場所ではあるが劣悪な環境の中、力のある男達に挑んでいくという構造が好き。レストランには逸れものである彼らの居場所があり、カップスなどはチームワークや楽しさを表現しており、チーム感はワンピースを想起した。
登場人物は記号的ではあるが、坂元先生らしさである不合理な感情やコミカルな会話劇が人間味を醸し出してる。
好きな回は4話である。今までは『逃げ恥』の小賢しいという意味が分からなかったがこの回を見ることで理解できた。新田と川菜は一見すると正反対な存在だと思ってしまうが、実は共にプリキュアで例えると緑の存在である。小賢しくても頭が悪いふりをしても最終的には居場所を失った。その後たま子に自分らしく生きていいことを肯定し、自分の居場所で生き生きているのがいいと思った。
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