血が出る系は苦手なので怖そう…と思って観ていなかったけれど、思ったよりも大丈夫だった。
法医学の世界というものを初めて知った。
毎日のようにご遺体が到着すること、それでも見ることのできない人たちがいることを考えると、正しい原因が分からずに伝えられずにお別れをする人が実はたくさんいるんだなということを知った。
一話からコロナウイルス、PCR検査という今となっては聞き馴染みのある言葉がでてきたことに驚き。
思わず、あれっいつのドラマだっけ？と調べてしまった。
殺人を犯す人も被害者なのだと思うと、なんとも言えない気持ちになる最終回だった。
同情を見せることで自白を導き出すシーン、心理描写を考えるとよくわかるがなんだか切ないな。
やったことに関しては責められる他ないのだけれど。
キャストが皆良い。特に松重さんの普段は見守り、いざという時に仲間を守る姿がとても良い。
自分の仕事に誠実に、仲間に誠実に。
