プロット・アゲンスト・アメリカの3の情報・感想・評価

エピソード03
第3話
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九月

九月

群像劇の切り替わりとかなりの急展開が多く感じたが、各タイトルのつけ方を見て納得。 WWII中のユダヤ人、と言ってもいろんな考え方や見方があるのは当然だが、子どもから大人までそれぞれの当事者目線で映されていて、世界の異常さに飲み込まれていく空気が現実のこととして感じられるようだった。 この不運はユダヤ人だからか?という気持ちや、逆に、(ユダヤ人が)赤の他人からこんなに親切にしてもらうなんて何か恐ろしいことがあるに違いないという潜在意識など、悲しいけれど、とてもよく伝わってきた。 人種や性別や年齢などに関わらず、相手が信頼に足る人なのかどうかは、いつの時代も結構難しいことだけど自分で見極めるしかないんだと改めて思わされる。 ゾーイ・カザンの目線にかなり気持ち救われている。 史実にはない世界を生きる家族は最後どうなるんだろう。
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