自閉症、愛欠乏症、という扱いの難しい背景設定にも関わらずコミカルなシーンも多く、ホラー : コメディ : 涙の割合が 2 : 6 : 2 くらい。重いシーンが急にコミカルになるとかその逆も。アメリカや日本のドラマだとこの混ざりっぷりはなかなかなく、韓国ならでは?のぐっちゃり感が面白い。それでいて毎回題材になる絵本の解釈がけっこう深い。
自閉症の兄役のオ・ジョンセの演技がうますぎ。歩き方、話し方、所作がリアル。レインマンのダスティンホフマンを彷彿とさせるけど、もっと人間味にあふれてる。
11話くらいから、ぐっと面白くなる。登場人物への理解が深まって親近感が湧くせいかな・・・
1話あたり1時間20分くらいあって、全16話だから、全部観るのにかなり時間を費やすけど、愛の不時着や梨泰院クラスを観終えちゃってロスの人におすすめ。