ソバ君

サンガプ屋台のソバ君のレビュー・感想・評価

サンガプ屋台(2020年製作のドラマ)
4.0
ある目的の達成のために、サンガプ屋台で夜な夜な人々の無念を晴らす物語。

天界が出てくる感じがトッケビと良く似ていました!同じ子出てるから余計にね。死神や産神とかの立ち位置だったり、役割っていうのは韓国では普通の世界観なのかな。日本ではあまり聞かないから、とても興味深い。
誰かの無念や悔恨をクスンで晴らすっていうは、少し違うかもだけど、主君の太陽で幽霊の無念を晴らすって設定とも被るところがあった。

総じて、ストーリー性は、真新しいものではなく、これまでに出尽くしてきたものをミックスさせた感じではあったけど、導入は1話完結で見やすく、中盤からはどんどん話にのめり込み、終盤は一気に見てしまいました。

ファンタジーでもあるし、ヒューマンドラマでもあって、終盤でふいに涙が溢れるシーンが結構あったのは予想外😂

3人のチームワークが最高で、一人ひとりの人柄もよく分かる描き方。みんなも書いてるけど、最終話のやっつけ感は否めないけど、通常より4話ほど少ない中でも、きちんと伏線回収もされ、ハッピーエンドに納得できたのは、脚本の素晴らしさもあるんでしょう。
脇を固める俳優さんたちの役回りから演技も素晴らしかったです。

友情っていいなって思ったし、情って大事だなとも思ったし、人を愛したり、恋しくなったり、どんな感情も大事にしたいなって思った。自分がしたことは回り回って最後は自分に返ってくる。

椿もそうだったけど、こういう自然な話の流れで最後、メッセージ性をだしてくるドラマ、個人的にわりと好きだなぁ。またいつか見返そう。
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