真栄田

必殺仕掛人の真栄田のレビュー・感想・評価

必殺仕掛人(1972年製作のドラマ)
5.0
必殺シリーズ、記念すべき1作目!!
池波正太郎先生の書いた『仕掛人 藤枝梅安』を主な原作にしているので
飽くまで主人公は、緒形拳演じる針師の梅安先生

後年の、中村主水が主人公のシリーズを再放送で観ていた身としては
かなり硬派でハードボイルドな時代劇と言う印象を受けた

女好きで、その日暮らしの針師、梅安と
妻子持ちで、武家の誇りを持つ左内さん
この2人の、対照的だけど巨悪を憎む同根のキャラクターが、兎に角すばらしい
ルパン三世と五右衛門みたいな感じの、チャラ男と堅物の黄金比でした

そして
2人を取り纏めるリーダーの半右衛門と、チョロチョロしている千蔵と万吉、ついでに梅安先生にゾッコンのオギンさん達のキャラ配置も完璧で、全33話、最後まで楽しく観れたっす
真栄田

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