デレク・シアンフランス監督×マーク・ラファロ主演2役。重厚なドラマ。
こんな組み合わせを、ドラマで、しかも6話見られるとはなんて豪華なことか…
フィルムで撮影されたザラつきのある映像がストーリーとも合っており、さらに深みを与えていたように思う。
とにかく暗くて、重くて、最終話途中まで救いがなくて、途中「なんで、これ見てんだろか…」と気分が落ちたこともあったが、マーク・ラファロの2役が、もはや2役であることを忘れ本当に双子が出演していると錯覚するほど。
この2役演じ分けを見るだけでも価値あり。
怒りを自分の中で受け入れるということ、それを受け止める心を持つこと、自分を大切にすることで周りの世界が変わっていくことに、最後はホッとした。