猫兎ゆら

コウノドリの猫兎ゆらのネタバレレビュー・内容・結末

コウノドリ(2015年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

1話



鴻鳥先生の過去が少し分かりました。そういう経緯があったんかぁ。っていう。


1話は、未受診妊婦さんの話。信じられない話ではあるものの、現実問題だよなぁ……って思いました。


四宮先生のツンツンしている理由も1話では謎だけど分かりそう。性格悪い印象しかなかったけど、何か事情がありそうだね。


ゲストの清水富美加ちゃんがやっぱり、彼女、いい女優さんだなぁ……って思いました。


幸せ夫婦との対比が分かりやすくて、良かったです。

 

江口のりこさんもこういう医者さんがいたら安心感って感じで良い。吉田羊さんも好きです。二人ともお医者さん役似合います(*^^*)



2話


臨月間近に事故にあった人の話。


母親の命を選ぶか、子どもの命を選ぶかの2択の選択。


ゲスト、小栗旬さんでした。最後は、いい顔してました(´;ω;`)


「出産は奇跡だ」


この物語は、これを大きなテーマとしているけど、ホント人生って何が起こるか分からないなぁ。と。事故とかってドラマの世界のことだ!ってもう言えない現実まできています。ニュースとか見ていてもね。


四宮先生も鴻鳥先生もどちらも気になります。



3話


妊婦さんの風疹症の危険と四宮先生の過去の話。


煙草は普通の人でもいけんけど、妊婦さんなら更にいけんぜよ(。>д<)


四宮先生、ツンツンしているけど、時おり見せる優しい顔がもう(´;ω;`)


子役の女の子が可愛かったです。子どもって親が思っている以上に成長が早いんだなと思いました。



4話


早期破水、切迫早産の話。研修医の苦難。みたいな感じの。


両親が素晴らしかったです。特にこんな旦那さん、素敵だなぁ。と思いました。


決断の難しさとか、それでも……みたいなのとかそういうことを思いました。


そして、やっぱり四宮先生、切ないってなりました。


14歳の母、再び。まさかの8ヶ月で妊娠発覚という……。


そこからの里親に出すか自分で育てるか、はたまた乳児院に預けるかetc.選択肢の話。


望まない妊娠をする(まあ、そもそも毒ネコからしたらちゃんと色々しなさい!!って思うのだけれど……)一方で、望んでも妊娠できない人がいる。


彼女の選択を見届けると胸がチクリとしました。


そこに至るまでの鴻鳥先生の過去の話。


幼い命が幼い命を産む。出来れば、そういう事例は少しでも減ってくれたらいいなぁと思いました。低年齢出産は、自分自身も危険に曝すことになりますしね。


今回も考えさせられました。

6話



不妊治療と高齢出産の話。近年の出産の高齢化の話。


ハラスメントコメントに対して、スパッと言い返すシーンが痛快でした!


産みたい時に産めない環境。本当にそうだなと思います。まだまだ男性の育休化も進んでいないですしね……。


少子化、少子化と言う前に貧富の差とか、低賃金労働とかなんとかするべきだと思う! 子ども欲しいなぁって思うこともあるものの、現実問題を考えると……怖いです。子ども一人を成人まで育てるのに必要なお金とか考えると……ねぇ。でも親には、なるべく頼らないようにしたいとも思いますし。


あとはね、やっぱり不安ごとが……ryなんて語るときりがないのでこれくらいにしておきましょうか。


H/K(話かわると)2話の小栗旬さん(役名喪失ごめんなさい)が出てきました。


小栗旬さんと鴻鳥先生の会話がそうだなぁ……ってなりました。赤ちゃんや子どもに何かあるとホント心配ですよね。でも心配って気持ちがあるってことは、大切って気持ちが強いってことだと思います(*^^*)


ラストのナレーションが6話のすべてだなって思いました!



7話



自然な出産をしたい。助産師さんと産科医の話。吉田羊さん(またまた役名喪失ごめんなさい)の過去の話。


「助産師さんは、一度も失敗は許されない。だから臆病なくらいがちょうどいい」


「自然分娩も帝王切開も赤ちゃんのためにお母さんが命を捧げる。だからどちらも立派なお産だよ」


「助産師さんに産科医が必要なように産科医にも助産師さんが必要だ」


などなど、名言が多い回でした!


四宮先生、ほんとツンデレだわぁ。


そして、鴻鳥先生の言葉っていつも的確で優しくて力強くて落ち着きます。綾野剛さんの一番のハマり役だと思います!!



8話



産まれてくる子に障害があると分かった時。っていうのが大きなテーマの話。


四宮先生の笑った顔が可愛かったです(*^^*)


そして、毒ネコ、この回、ラストらへんだけ見ていました(笑)


そして、リアルタイムの時と同じところで泣きました。両親への挨拶のところ。


四宮先生みたいなお医者さんだったら、多分、嫌い!!って思うんだろうけど、ドラマとして1話から見てると、好き……!っていう。実は、すごく考えているところとか、要するに不器用なのねって感じ。


辛いことを乗り越えた人は強い。今回の回では、そんなことを思いました。


鴻鳥先生は、毎回のことながら、妊婦さんに寄り添える素敵なお医者さんだなぁって改めて思いました。


そして、毎回、次の話に続けるのが巧くて……うん、寝れない。夜更ししんどいんだけどなぁ……(※絶賛レベルに褒めてます(笑))



9話


めっちゃリアルタイムで観てたなぁ……覚えてましたわ。けど、もっかいハマり込むという……(笑)


気の強い女性ほどぽっくり折れたら弱いんです。……保護欲そそられる!!


あと、1話から観てたからこそ感動しました。四宮先生のシーンとか涙腺(´;ω;`)


コウノドリって綺麗事だけじゃないところも好感を持てます。


あぁ……でも眠気が……げんっ……かい。なのでこれ以上レポできませぬ。書きたいことは、他にもあるけど、明日、仕事から帰宅したら、最終回観ま…す。


シーズン1最終回、ペルソナ病院の医療チームの話。医療はチームだからこそ最善を尽くせるとかそういうメッセージ性を感じました。


2話とかからずっと最終回まで引っ張ってることの必要性とか意味を感じました。


ほっこり微笑みながら泣けるっていう不思議な感覚。


人の気持ちの変化が巧く描けている今作。人の気持ちの動き。映像で魅せるってこういうこと。


四宮先生が柔らかくなってくれたから良かった。笑顔、やっぱり可愛い(*^^*)


それぞれに悩むこととかいっぱいあって、けれど、そんな悩みを支え合うことで一歩ずつ、きつい紐を緩めていくというか、人は一人じゃ生きていけない。支えてくれる誰かがいるから立っていられるんだ。そういうことを改めて感じさせてくれる素晴らしいドラマでした。


原作は漫画らしいけど、こういう素敵な話を考えた作者さんは、きっと素敵なお人柄なんだろうなぁ……って思います。あと、毎度、色々、凄く調べていらっしゃるんだろうなぁ……と。


役者さんたちも1話とラストじゃ全然、違うような気がします。


今期のシーズン2も欠かさず、見ていきたいと思います!!
猫兎ゆら

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