三角

おカネの切れ目が恋のはじまりの三角のレビュー・感想・評価

-
最終話だけ鑑賞、驚くような奇跡が沢山起きており震える
先に当たり障りない話します
舞台である、伊豆鎌倉の景色がめっちゃ素敵に映ってて最高
母の勧め、導入のもと最終話しか見てない私でも全体の内容が想像できて把握できたし、登場人物の色んなイデオロギーが感じられて面白かった。可否はどうあれ
GroveXさんのラボットというペット型ロボットが実際販売されているんですけど、それが児童向けアニメのマスコットのような距離感で家族に溶け込んでおり、動物のような存在としてドラマの中で成立しており驚いた。しかもめっちゃ演技する、めっちゃ心あるように見える
全話見たかったと心から思った
あと冒頭と最後に登場する謎の詩イズなに???スプリングフィーバー!!!!?(ロウ・イエ監督 2009 中国)となったが???

先日逝去された三浦春馬さんの出演作でした。
全8話の内容が4話に構成し直されてドラマ最終話の内容も変わってしまっているらしかったけど、全く違和感なく成立していた
ドラマの中のキャラクターのはずなのに、エピソードの回顧から、小道具や着ていたジャケットなどから、本当に世界から居なくなってしまった人の気配が立ち上がる
隣で観てた母、号泣、
人がモノ・コトになった瞬間、と言うしか今言語化できないんだけど、役者として三浦さんの演じる概念を見るのがドラマのはず….….….….その概念についてドラマの中の人が話す、ドラマに描かれている、それを見ている我々….….….….完全に概念になった三浦さんというか….….….….
そしてペット型ロボットが、本来だったら三浦さんが、恐らく果たしていただろう役所を果たしており、すごすぎる、
これがロボットに期待されてきたーーーこの先みんなが気づいて当たり前に請け負ってもらうようになるかも知れないことではないだろうか?
誰かの代わりになる誰かなんてこの世には居ない、でも指向性というか、残された人々がその誰かを思う気持ちとか、その人へ向かう矢印は、ロボットなどの抽象度の高い存在がより再現度高く受け止められるということが感じられて良かった
三角

三角