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恐怖新聞のIdeonのレビュー・感想・評価

恐怖新聞(2020年製作のドラマ)
3.0
大学に入学した詩弦は、将来の留学に備えてアパートで一人暮らしを始める。引っ越しが終わり、業務完了のサインを求められる。ところが、担当者は怪しげな男で引っ越し以外の余分な書類にまで署名させられてしまう。それから、詩弦のもとに恐怖新聞が届き始める。それには明日以降の出来事が書かれていて、読むと百日寿命が縮むのである。ある日、届いた新聞に何と詩弦の父親の死が記されていた。詩弦は父親の死を防ぐため実家に向かったが…というお話。
リアルタイムで漫画を読んだ世代には、恐怖新聞と言えば鬼形礼なのだが、鬼形礼は登場しない。原作はつのだじろうの独特の画風で怪しげなムード満載なのだが、この第1話を見た限りでは平凡なホラー作品という感じだ。今後、原作の凶々しさをどう出すかが課題であろう。
追記 3話で遂に鬼形礼が登場。原作ではポルターガイストに敗れた鬼形礼は死んで恐怖新聞の配達者となるのだが、ある程度、原作通りの設定になっているようである。
更に追記 最終話の黒木瞳と黒木瞳の会話が、この作品では一番凶々しく恐ろしさを感じた。主役が消えてしまうとは…。
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