もこもも

トッケビ~君がくれた愛しい日々~のもこもものレビュー・感想・評価

4.8
不滅の命を生きるトッケビとトッケビの花嫁として産まれたウンタクの深まる愛を描いたファンタジーラブストーリー

韓国ドラマデビュー!!
最初は妹も母も大好きなトッケビに!!
もうめちゃめちゃ面白かったし、
感動したし、愛おしすぎる!!!!
ストーリーも音楽も映像もキャストも
キャラも全てが圧倒的なクオリティで
その上こんなに大好きになれて
文句のつけようがない最高のドラマ
目を瞑るとソバの花畑や波打つ海岸、
素敵なケベックの街並み、白一色の雪山、
梅の花が散る道路、夜の歩道橋など
様々な情景が浮かんで胸がジーンとする
みんなのことがとにかく愛おしい

ストーリーが切なくて美しいし、
1話1話が濃いからほんま夢中になる
観る前は韓国ドラマって話数多いし、
1話1話長いしって思ってたけど、
見始めてからはこんなに面白いドラマが
こんなに長くあるって、なんて幸せなんや!!!
って嬉しく思いながら観ちゃってた
今は終わってしまった寂しさがすごい
いっぱい笑ったし、ニヤニヤしたし、
切なさに胸が締め付けられたし、
幸せで胸がいっぱいになったし、
色んな方向に激しく心揺さぶられた

音楽がめちゃめちゃ良かった
BGMも挿入歌も多くてどれもが素敵
全部好きやけどその中でも
穏やかな『Hush』、可愛い『LOVE』、
感動する『Wish』、悲しい『I Miss You』、
美しい『Beautiful』が特にお気に入り

トッケビもウンタクも死神もサニーさんも
ドクファもユ会長も会長(元秘書)も愛おしい
トッケビ役のコン・ユと死神役のイ・ドンウクは
2人ともびっくりかっこよくて惚れたし、
ウンタク役のキム・ゴウンも
天真爛漫な姿が愛おしくて大好き

量も密度もとんでもなく凄いから
簡単に好きなシーンは選べへんけど
今ふと良かったなって頭に出てきたのは
ケベックのベンチでトッケビが
ウンタクへの初恋に気付くシーン
あのシーンのウンタクに自分も惚れた
あと1番笑ったのはネギ買いに行くシーン

"スミレのように小さなあの子が
花びらのように舞うあの子が
地球より大きな質量で私を引っ張る
その時、ニュートンのリンゴのように
僕は彼女のもとに落ちた
音を立てて、大きな音を立てて
心臓が空から大地まで
ふらっと振り子運動をした
初恋だった"


1.
1話の時間以上の密度が凄い
シリアスも感動も笑いもあって
とにかく質の高さを感じる
パリやカナダの街並みがお洒落

トッケビめっちゃかっこいいし、
高校生ウンタクとのやり取り好き
トッケビとウンタクが出会うシーン素敵すぎ
死神もっと怖いやつかと思ってたけど
トッケビと死神のどっちが家空けるかで
意地張り合うシーンとか可愛かった

ウンタクの過去悲しいなぁ...
幽霊になったお母さんとの
最後のやり取りはほんま胸痛かった
その後のウンタクの人生も苦しいね
トッケビの現世の最期も辛すぎる

2.
1話よりは日常寄りのほっこり回で
みんなのことがめっちゃ好きになってきた
ケベックの街並みが素敵すぎる
カナダではしゃぐウンタクと
連れ回されるトッケビ可愛い
ウンタクが1人でケベックの街を
探索するシーンめっちゃ好きで
このシーンのBGMも素敵

死神とトッケビまだ同棲してるねんな笑
この2人の意地の張り合いというか
幼稚なやり合いがめっちゃ可愛くて好き
ウンタクにいつ呼ばれても良いように
服とか持ち物を揃えて呼ばれ待ちする
トッケビにめっちゃニヤニヤした

ウンタクとの口喧嘩は悲しかったけど、
その後のお互いの後悔が可愛らしかった
ウンタクのピンチに駆けつける
トッケビと死神かっこよすぎるやろぉぉ!!!

3.
えええぇぇぇ!!!
最初からずっと剣見えてたん!!!???
ラストの驚きで全部吹っ飛んだわ笑
いやぁでもトッケビが韓国を離れることが
めっちゃ悲しくて憂鬱やったから
2人が一緒にいれるってのがめっちゃ嬉しい
トッケビがウンタクに傘をさしにいく
海岸での最後の別れのシーンめっちゃ素敵

今回もニヤニヤするシーンや
吹き出しちゃうシーンがめっちゃ多かった
トッケビ×ウンタクもトッケビ×死神も
トッケビ×死神×ドクファもめっちゃ好き
メインキャラへの愛がどんどん深まっていく
特に死神とのやり取りが面白すぎる
死神もトッケビもお互いに友情芽生えてるよね
死神と店長の指輪の出会いも今後が気になる

4.
"スミレのように小さなあの子が
花びらのように舞うあの子が
地球より大きな質量で私を引っ張る"

回を増すごとにこの作品に対する好きが
指数関数的にどんどん増えていく
トッケビとウンタクの関係が堪らなく、
堪らなく胸を温かくさせてくれる
第一話の最初にパリで出会った
少年とのシーンもめっちゃ良かった

神経衰弱するトッケビと死神にほっこり
スイートルームで生活するのはいいものの
1人寂しさを感じるウンタクに同情
トッケビが連絡もなく、現れることもなかったら
そりゃ避けてるのかなって不安になるよね
でもトッケビもトッケビで事情があるし、
そんな簡単に結論は出せないもんね

缶2本で酔っ払って
大量のお菓子を買った後の
散歩のシーンの会話大好き
ほんで終盤のケベックでの近づいてくる
ウンタクの姿と共に『悲しみを星に託す』の
言葉が語られるシーンはめっちゃ心温まった

"心臓が空から大地まで
ふらっと振り子運動をした
初恋だった"

5.
「あの子の笑顔と午の刻の日差しが重なり
 死の瞬間を思い出した
 そして決意した、この世を去ろう
 迷いが生じる前に、幸せになる前に...
 君のために私の選ぶべき道は命を終えること」

ウンタクへの気持ちに気付いたことで、
死ぬ決心が固まったトッケビ
愛してることを伝えないようにするトッケビと
愛されていないことを悲しむウンタクに
モヤモヤとしたやるせなさを感じる
ほんまはトッケビは好きなんやで...

ソンヒと絡む死神がめっちゃ可愛い
ソンヒと再会したカフェのシーンも
電話をかけたシーンもニヤけちゃった
ウンタクと一緒に住むことになったの嬉しい
ウンタクの部屋の壁紙で揉める2人可愛いし、
自分の部屋でウンタクを寝かせたから
死神のベットを使おうとするトッケビも可愛い
初の携帯に興奮する2人もめっちゃ可愛くて
アプリストアで外出の支度するのも笑った
死神めっちゃ機械音痴やねんな笑

ケベックのステーキ屋の店員の
未来を通して29歳のウンタクを
見たシーンめっちゃ胸が痛かった
少なくとも29歳のウンタクの隣には
トッケビはもういないんやね...

「私はそれを選んだのだな...」

6.
生と死、その狭間で
揺らぐトッケビに胸が痛む
自分を殺してくれる存在が誰よりも
自分を生きたいと思わす存在やもんね...
回を増すごとにウンタクが
可愛く愛おしく輝いて見える
死神とトッケビの友情もいいな
トッケビの気持ちもウンタクの気持ちも

そっか、ソバの花畑が
キム・シンの終わりであり、
トッケビの始まりやったんか
まさかほんまに死んじゃうのかって
ヒヤヒヤしたけど剣が掴めないということで
死んじゃわへんかったのにひとまず一安心

7.
人の寿命は長くて100年
私が死ぬ前に思い返すのは
900年の人生か、君の顔か、
きっと君の顔だろう...

前話で剣が抜けなかったことに安堵したけど、
ラストで常時ではないけど剣を
握れることがわかってめっちゃ焦った
死神と王妃の話も深く悲しい物語の
予感がして色々気になることが増えてきた

トッケビが死ねなかった後の
みんなにあげたものを回収するシーン好き
また一緒に過ごせるようになって良かったね
意地悪が増したトッケビにもうちょっと
優しくなってもとは思うけど、
2人のやりとりが微笑ましくてニヤニヤする
死神の恋模様もめっちゃ可愛い
受験を終えたウンタクに3人がアイスケーキで
迎えるシーンはめっちゃ胸が温かくなった
野球青年が現れてからのトッケビの
焦りと不安は大人気ないけど可愛い

8.
剣を握れたことでトッケビの花嫁と
証明できて心の底から嬉しそうな
ウンタクに胸がジーンとする
「君に恋をして私は愚か者になった」って
トッケビが言うシーンもめっちゃ嬉しい

サニーのお店に通って食べれへん鳥を
買うからトッケビに捧げる死神に笑う
そっか...サニーと王妃は同名なんやね...
キム・シン時代の遠征の前に国から
出て行けって命を王から授かっていたんやね
バス事件めっちゃヒヤヒヤした
そりゃウンタクが乗ってるねんから
どうなろうと助けるに決まってるよ

「私の生であり、私の死である君に
 私は恋をしている
 だから何も言わずに天に許しを請うてみる
 どうかあと100年だけ気付かないでくれと」

嘘やん...
トッケビが死なへんかったら
ウンタクがますます危険になるなんて...
しかもウンタクはトッケビの剣を抜いたら
どうなるかを死神から聞いちゃったし...
なんで一緒に生きていく選択肢がないの...

「そして百年後のある日、
 適度な天気のある日、
 初恋だったと君に告げたい
 天に許しを請うてみる」

9.
トッケビの剣の真相を聞いて、
家を出てスキー場で働くウンタク
このウンタクがいたスキー場と、
その周囲の景色がめっちゃ綺麗
雪の積もった林でのシーンも
リフトで先回りしてるシーンも素敵
解雇するか雪溶かすかの選択笑っちゃった
「俺もお前に死んで欲しくない」って
死神が本音を伝えるシーンに心温まる
トッケビもウンタクもソバ君大切にしてるね笑

帽子を被った状態でサニーさんを
眺めて笑う死神が可愛かった
ウンタクの合格祝いで会長から贈られた
カメラにはしゃぐウンタクとドクファ可愛い
トッケビとウンタクと死神が
3人並んで写真撮るシーン大好き
接触したことでサニーが王妃の
生まれ変わりであることを知った死神
これは続きが気になる...!!!

10.
キム・シン時代のことを
今までより細かく話すトッケビ
王の政権事情とかキム・ソンが
王妃になった過程とか分かった
なにより1番びっくりしたのが
王妃を見つめてた少年が王やったこと
てことは、つまり、死神の過去は王???
まぁ何が悪いって、ほんまこの大臣で
どれだけの人の運命を左右してん...

図書館にいる女子高生の幽霊が
お母さんの親友でずっと
ウンタクの成長を見守ってたことや、
通帳を守っていたことに感動した

「具体的にどこか好きなんだ?」
『ちょっと変で美しいところ』

新年明ける前にずっと
そわそわしてるトッケビ可愛すぎ
夜霧の名シーンをオマージュして
めっちゃかっこつけて長ネギを
買うくだりは腹捩れるくらい笑った

11.
サニーが妹の生まれ変わりと知った
トッケビの分かりやすく貢ぐ姿に笑った笑
そりゃサニーからしたら怪談話で、
でもトッケビから妹の話を聞いて
胸が痛む姿は切なかったな...
死神とサニーの関係も切なくて、
死神を死神と知ったし、
だいぶ話が進んできた感じがする

卒業式のシーン好き
おばあちゃん(赤い服の美人)素敵やった
トッケビもやっぱり来てくれるよね
カメラで写真撮るシーン微笑ましい

ウンタクの名簿が再び届いて、
自分の剣を抜かない限り死の影が常に
付きまとうことをウンタクに告げるシーン
ウジウジせずに最初から最善の道ではなく、
険しくも2人生きる道を選ぶトッケビが素敵
絶対に守り抜くって抱きしめるのに感動した
その後の大した用事じゃないのに
呼び出されてもそれが嬉しそうな2人が
完全にバカップルで可愛かった
ラストでベテラン幽霊が登場したけど、
いやぁ大臣嫌いすぎるから過去だけで十分

12.
胸が痛すぎる......
死神が悲しすぎる......
大罪を犯して死神になったのだから、
苦しい結末の予感がしていたのに
それでも前世を求めてしまう姿に胸が痛んで、
前世がワン・ヨやと確信する姿に胸が張り裂ける
特にED入ってから流れる死神の顔の
ワン・ヨのシーンが悲しくて苦しかった

最初も衝撃の始まりで、
まさかドクファに神が乗り移ってたなんて...
言われてみればのほんの些細な違和感が
散りばめられていたことに驚いた
神が憑依したドクファの雰囲気が
いつもと違い過ぎて惹きつけられた

そしてユ会長の死...
どれだけ長く生きてきても、
どれだけの人の死を見送ってきても、
大切な人が亡くなった時の悲しみは
薄れていくもんじゃないなって、
だから今まで何人もの大切な人の死を
見送ってきたんトッケビに胸が痛かった
ドクファの悲しみも胸に響いたし、
そこからの変化、成長が誇らしかった

大臣の登場によって、
ウンタクもトッケビも死神が
ワン・ヨであることを知り、
死神もサニーとキスをしたことで、
サニーの前世から自分の前世が
ワン・ヨであったことを確信する...
サニーも切なすぎるよ...

「あなただけは幸せな結末を迎えて」

13.
胸にぽっかり穴が空いたような
虚しさと悲しさに胸が押し潰される...
まさか...ほんまに消えてしまうなんて...

パク・チュンホンは水の剣ではなく、
胸に刺さった剣でないと倒せない
それに気付いたトッケビが大切な人を
守るために覚悟するまでの速さと
その迷いのなさに胸が震える
誓約書に涙を流すシーンは苦しかった...
パク・チュンホンを倒した後の
死神(ワン・ヨ)に向けた言葉も胸を打つ

「この衣には主がおらぬな
 もしや、そなたが探してるのか?
 ならば持って行け...」

愚か故の過ち、後悔、そして自害
ワン・ヨの苦しみ、そして自分がワン・ヨやと
知ることで苦しむ死神に胸を痛めた
特に王妃を失ってからのワン・ヨの
やり場のない悲しみは観ていて辛かった...
トッケビは妹や家臣や一族を殺した
ワン・ヨに憎しみももちろんあるけど、
愛していたが故の怒りがそれ以上やったんやね
王に対する忠誠心の深さ、
そしてワン・ヨに対する愛情の深さに、
大きく心揺さぶられた

「お許しください
 勇ましく死んだとようやくお知らせできます」

14.
嘘やん...忘れるなんて...
ただのお別れではなく、
存在そのものを忘れてしまうなんて...
9年もの間歩き続けたトッケビの虚しさは
どれほどやったんか想像が付かないし、
存在は忘れたけど忘れる前に自分に向けて
書いたメッセージと胸の痛み残っている
ウンタクもめっちゃ切なかった

召喚による再会シーンは
ウンタクは覚えてないけど、
トッケビのことを想うと感動が溢れた
みんな忘れていたけど死神はトッケビのことを
覚えてたことがめちゃめちゃ嬉しかった
死神にお小遣いをせびるくだり好き
あと気温を22度にして花が咲くシーンも好き
ユ会長はほんまさすがやな

死神とサニーがすれ違うシーンは
ほんまにめっちゃ胸が震える
死神の涙が切なすぎるよ...
ウンタクとそれについてきたトッケビの
ケベックのシーンは先が楽しみすぎる
代表ってのはそういうことやってんな

15.
ケベックのシーンは
どうにも頬が緩んでしまう
ウンタクが思い出して良かったぁ
その幸せで胸がいっぱい
ウンタクが思い出すシーンほんま感動した
2人の幸せな姿をずっと観ていたい

サニーも全部覚えてたんやね...
知らないフリを続けて苦しむサニーも
自分だけ記憶が残っていると苦しむ死神も辛い
死神とサニーの切ない時間が長すぎるよ...
どうか2人が幸せになってほしい...

16.
「侘しく燦爛たる男の花嫁になる」

トッケビのプロポーズの言葉も
それに応えるウンタクの言葉も
ほんまに素敵で嬉しくて感動した
そこから結婚式まで幸せすぎた
やからこそ突然のウンタクの死は...
もちろんめちゃめちゃ悲しかったけど
それ以上に受け入れられない気持ちからか
胸に穴が空いたような虚しさに包まれた...

30年後に死神が役目を終えたことで、
ひとりぼっちになったトッケビが悲しい
死神とサニーさんの今世の結末が
悲しい結末になると思ってなかった
ただ2人の最後の会話は感動したし、
来世で結ばれてほんまによかった

それにしてもウンタクと再開するまで、
死神とサニーさんの幸せな姿を見るまで、
一体どれだけの月日が経ったんやろ...
ウンタクとの再会をどれだけ待ち侘びてたんやろ...
2人の強くて本物の愛に大感動
もこもも

もこもも