Jの人格が完全に出てこなくなり、アヴィナシュの治療にあたっている医師たちは完治は近いと信じアヴィナシュに家族との面会許可を出す。しかし楽しいはずの誕生日の一家の再会はJの突然の出現によって恐怖へと変わる。Jはアバに提案を持ちかける。そしてJの再来を思わせる謎の男によってアヴィナシュが病院から誘拐され、事態は急展開を見せる。

誘拐犯の正体はJの熱狂的なファンであり、同じ病院の元入院患者のヴィクターだった。カビールの法執行機関との関係は、新たな上司カウルが現れたことによって、さらに複雑になっている。カウルはある秘密の事情によってカビールたちの部署に関わることになっていた。カビールはアヴィナシュの逃走の捜査を開始し、引退した元医師がターゲットとして浮上する。

自らの幼少期のトラウマと戦いながら、ヴィクターは全力でJの狂気のプランを実行していく。次のラーヴァナの頭を切り落とす準備が整った。カビールは組織の方針に反対したことでまたしても上司とぶつかることに。カビールがアヴィナシュを捕らえるあと一歩のところで、緊張の逃走劇が繰り広げられる。アヴィナシュとJは別々の方向からアバを操り、アバはシヤを守るために奮闘する。

カビールはアヴィナシュとその共犯者の逮捕まであと一歩のところで届かなかった。Jとヴィクターは最も危険な殺しの計画を立てるが、アヴィナシュが視覚障害のある被害者に情を持ってしまったことで、彼らは道徳の岐路に立たされる。ヴィクターはアバの写真のピースを警察に送るペースを早め、カビールは独自のプランの実行に覚悟を決める。

必死の思いでシャーリーはJの逮捕に協力するという約束をカビールと交わすが、アヴィナシュを捕らえた場所はカビールの管轄外だった。これもまたJの計画の一つであり、アヴィナシュが収容される地方刑務所は新たな殺しの現場だった。その後アヴィナシュを逃がすことになり、カビールの我慢は限界に。彼はアヴィナシュが病院から逃げ出したことを公表し、国中が恐怖に怯えることになる。

窮地のカビールはアバの家へ行き、事件解決の目前まで迫っていた。アバはカウルの手によって屈辱的な尋問を受けるが、シヤを守る使命がある彼女は恐れるばかりかより強くなっていた。ヴィクターとJがおとりを使って捜査の目をかく乱させている間に、真のターゲットが彼らの元へおびき寄せられていく。

ヴィクターとJの計画によっておびき寄せられた被害者。ラーヴァナの頭は息の詰まるような方法で切り落とされる。サバルワル一家は楽園に逃げることに希望を持つが、そんな中ヴィクターがカビールに捕まってしまう。すべての計画の達成が脅かされ、絶望の空気が漂う。

ラーヴァナの最後の感情に行きつくが、今回の被害者は１人ではなく２人だ。スラジプールのラムリラ広場で最後の戦いが繰り広げられる。すべては終わったと思われたが、真のエンドゲームは始まっていた。C-16の謎がシーズンフィナーレで明かされる。