朝ドラを毎回欠かさず見てるわけではありませんが、朝ドラだからこそこの100年の物語を紡げたのではないかと思います。
ラジオ英会話、ジャズ、あんこ…家族や親戚、周りにいる大切な人が大切にし、次の世代へ伝達したもので物語がつながっていく。
その物語の展開もいい意味で視聴者の予想通りの時もあれば予想外の時もある。そこもうまい緩急の付け方でした(笑)
映画のような壮大さだったけど、安子・るい・ひなたが出会い、刺激を与えてくれたキャラクターがたとえ数回しか出ていなくても2006年代(最終話目前)になった時に、そのキャラクターの孫や娘として登場している。登場人物たちの物語の展開はもちろん、ドラマの中で生きる人生を作り手が大事にしているからこその登場のさせ方で作り手の愛情が見えました。