3人の妻を軸とし、
3組の家族の多様な愛憎劇が描かれる、
大人のラブストーリー。
3組の妻、子供、新しいパートナーの、
それぞれの3人が揃う時の心情の吐露が印象的。
特に新パートナーの男性3人が揃う場面は、
バーの本来の姿を感じるシーン。
柴門ふみ原作らしく、色々なイベントが発生し、
スピーディーに話が展開される。
その裏側に、
婚外恋愛、職業的価値/蔑視(主婦、芸術)、
血のつながり、DV、LGBT等
の男女にまつわる社会的課題も
抑制的に問題提起されているように感じた。
吉田羊の大人の魅力を再確認した。
中学性日記でも感じたが、
性に自由で開放的な
キャリアウーマン役がとても似合う。