悩んで傷付いてすれ違って…思わずタッタッペー！！って言いたくなる！けど、クラシックの音色がじんわりと心に染み渡るようなドラマでした。
大学の音楽学部卒業を控えたソンア(パクウンビン)は、大好きなヴァイオリンの実力不足に悩む一方、世界的に名の知れたピアニストのジュニョン(キムミンジェ)は、家族に問題を抱えていて、ピアノを弾くことが幸せに思えず…そんな2人が出会って惹かれ合っていくラブストーリー。私にはあまり馴染みが無い世界のお話で、ブラームスに纏わる話など興味深かったです。
登場人物に嫌な人が多いのと、主人公たちがずっと思い悩んでいるので、観ていてモヤモヤするシーンも多かったけど、ウンビンちゃんとキムミンジェのケミはとっても良かったです。これ以上ないくらいのお似合いカップルで、ベストカップル賞受賞も納得！「コッパダン」では物足りなかったキスシーンもここで満足しました♡
キムミンジェはクールなピアニストの役がぴったりで、ピアノを弾く姿にうっとり。あまり笑わない分、たまに見せる笑顔が可愛かった。
ウンビンちゃんは控えめな役を観るのが初めてで、もじもじしている姿が新鮮だったけど、努力家で芯の強さもある役で、ヴァイオリンを心から愛する気持ちが伝わってきました。サラサラの黒髪ロングが似合っていて、あんなに可愛い子が大学にいたら、みんな絶対放っておかないでしょ？！って思うのに、ソンアに当たりが強い人が多くて可哀想でした(泣)実力主義の世界だからだとしても、ちょっと酷すぎるー！
とにかくライバル役のジョンギョンが苦手なキャラで、もう出てこないでって思ってしまった…パクジヒョン、「ユミ」のセイも「財閥家～」の長孫の嫁役も好きになれないキャラで、美人なのになぜ…そろそろ性格の良い役も見たいな～。
可愛くてお似合いな2人のハッピーなシーンをもう少し観たかったなという気持ちはあるけど、心の機微が伝わってくる素敵な作品でした。
