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花郎(ファラン)のmのネタバレレビュー・内容・結末

花郎(ファラン)(2016年製作のドラマ)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

とにかく目の保養になる面々で、なんやかんやあっても友情と熱い絆で結ばれた主要メンバーにはほっこりしたり感動したり、、、

序盤、ソヌが兄ではないことをまだ知らないアロが、妹としてではなく少しずつソヌに惹かれていく中で、兄であってほしいけど兄であってほしくない…という気持ちで心が揺らいでいくところが良かった。
自分はソヌのことが好きなんだと気づいてからのアロちゃん目線の小さなキュンキュンシーンがたまらない。

兄ではないことがバレてからしばらくはお互い本音が言えず避け合ったり、そのあとも何かあるごとに素直になれない、なかなか面倒な二人ではあるんだが…
でも、「アロのことは自分が守る」というムミョン(ソヌ)の強い意志は一貫して変わらないのはかっこよかった。

王座のこととかソヌとジディの関係性とか、最終的にはいろんなことが丸く収まって良かったしスカッとした。

だからこそハンソンの死だけはめちゃくちゃ悲しい…。
テテそのもののような優しくて純粋で天真爛漫な性格なのが余計に泣かせる。
死ぬ役ということだけは知っていたから終盤につれて気が重くもなったけど、大好きなソヌのために身体を張った最期は勇敢だった。
ソヌが抱えて来たハンソンの亡骸を見て、いつも自由なハンソンの相手をしてた優しいお兄さんなヨウルが一番取り乱して泣いてたのがグッときた。この二人の組み合わせ好きだったし……
このことをアロちゃんが知ってどう思ったとかタンセがどう立ち直るのかっていうところも見たかった。

OSTも良かったな〜。「死んでも君だよ」はもちろん、「その場所がどこでも」「あなたしか見えない」は特にドラマのいろんなシーンが思い浮かぶ名曲。
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