このレビューはネタバレを含みます
今抱えている問題をエンタメとして表現していて面白かった！
個人的に、ゆりちゃんのことを昔好きだったと去り際に告白した同級生に、「友情でも愛情でも嬉しい」と後日言ったゆりちゃんが本当に素敵で、何故だか涙が出た。ゆりちゃん好き！
残念だなと思ったのは、子供の名前をつける時に「その名前は男性的だから」と却下してしまったこと。性別による求められる役割を改善していきませんかと示しながら、（一部の）名前には性別を押し付けている感じが、なんだかもやもやとしてしまって、どうしても飲み込むことが出来なかった。その名前の女性が居たっていいのに。
2時間半と長くて短いから省かれてる表現もあったので、教場みたいに前後編でやって、もう少しゆったり描いてくれても良かったな！
