日本を騒がせたあの問題を基にしたドラマ｡
映画『新聞記者』は記者と官僚の立場から簡潔に作られていたが､『記者』『官僚』『国民』『検察』『身内』と､映画『新聞記者』よりもさらに濃く多くの視点から描かれている｡そのためより一層心情描写表されているため､分かりやすく､普段このような政治の絡んだ作品を鑑賞しない人でも見やすいと思える｡
実際にあった､森友問題や桜を見る会などいかにも怪しいと思える問題も､正直曖昧に終わり､国民も｢人の噂も七十五日｣のように忘れ去っているのは事実である｡
政治とは､国民が平和に暮らすためにあるのではなく､｢政治家が横暴なことをしないため｣にあることを忘れてはならない｡
