このレビューはネタバレを含みます
子供が下半身の感覚がないと言って、微笑みを湛えられる作品があるのか…。
人は死ぬことがそんなに恐ろしいのかな。
忌避したいものなのかな。
自分の愛する人とまた一緒になり、同じ時間を過ごしたいと願った神父
自分の宗教を信じ、信じ込むあまり行き過ぎた行動を起こす人
奇跡によって自分の子供を失った人
自分の宗教を見つけ直す人
悲しさの中に愛を見出す人
ライリーは死後、文字通り世界の一部になることを想像していたのに、太陽に晒されて灰になり、どの一部にもなれなかった皮肉と悲しみが強い
いい作品だった。
讃美歌を歌いながら教会に向かうシーンは幻想的なのにとても不気味だった。