宗教、信仰、罪、赦し、人間心理などこの物語には様々なテーマがあるとは思いますが、全7話を見終わった今私の頭の中に浮かび上がってるこの話のテーマは「愛」です。
そう感じるのは5話の圧巻というか衝撃のラストシーンが一番印象に残っているからかもしれません。あの場面でライリーがとった行動は、彼の過去の過ちに対する償いであるとともに、隣人をただ純粋に愛する気持ちの結晶のように思えました。
話全体の流れとしては、序盤の穏やかな展開を踏み台にしたような終盤の畳み掛けがやはり面白かったです。多用されていた長回し&長台詞のシーンも退屈になることなく緊張感があり、グッと引き込まれました。