1話から7話まで一気に観た。カメラワーク、役者のチョイスから演技、数々のシークエンスからの伏線回収に至るプロット構成まで驚くほど良く出来ている。
チェスシーンもルールに疎くても問題なし、ギャラリーの反応、互いの駒を動かす思考時間などから有利不利、プレイヤーの感情が伝わり凄い攻防が繰り広げられるのがよくわかる。
終盤の対戦でのピンチからの巻き返しは鳥肌モノ。ラストの老人が対局を促すシーンは、この物語の出発点だった用務員室でのシーンとリンクされ感慨深い余韻を残してくれた。
この作品を観る為だけにネットフリック契約しても価値はある。