過酷な少女時代を過ごしたジェーン・エアが自立した女に成長するところが好き。
ロチェスターに惚れるのがいまいちピンとこなかったが、ありのままの自分でいると虐待されていた&規律が厳しい過酷な環境の孤児院？にいた子ども時代を過ごしてきたジェーンが、教師として子どもにも慕われ不自由なく過ごせる環境で、率直に意見を言っても（雇い主に対して生意気）嫌うどころかむしろ好感を持ってくれた初めての大人の男に会えば好感度増すかもな〜と理解した。
彷徨って保護してくれた人がたまたま自分の従兄弟なのは都合良すぎんか？と思ったが、天涯孤独だった主人公がいい感じの人が肉親と判明して大喜びしてるので良し。
私だったら虐め抜いたおばさんが死ぬ前になんと言ってきても「ふざけんなこの野郎」と対応するので、ジェーン・エアは器がでかい。
妻が死んだ件、自殺は噂…現場には妻とロチェスター…と若干疑ってしまったが、見せかけて殺すような人間だったらもっと前に殺るし、自分の建物燃やす必要もないか。
ロチェスターが不細工なふうに何度も言われてたが、え？どこが？？と思った。昔の美の基準は狭いのかも
※有名な古典なのでネタバレ表示してません。
子どものとき読んだけど、彷徨うところしか覚えてませんでした
