貴族の恋愛ドラマは初めて観たけれど、
美しい衣装に華やかで豪奢な舞踏会…小さな頃憧れた世界が詰まっていてドキドキした。
舞台は19世紀初頭のロンドン。当時はもちろん自由に結婚が出来るわけではなく、特に女性は今よりもずっと抑圧され、主体として扱われなかった時代。
その辛さもよく伝わってきて、絶対生きたくない世界だなとも思ったけれど。
それをそのまま当然として描くのではなく、女性たちの怒りや反抗、苦しみとして描かれていたのが良かった。
Netflixはこういった作品が多いな。
最近の傾向、と思うのではなく、何も思わない程当たり前になるといい(日本の作品も見習ってくれ)。
そして、愛を求めて悩んだり、幸せを感じたりする、登場人物それぞれの感情が丁寧に描かれているので、いろんなキャラクターに感情移入できた。
でもやっぱり公爵のサイモンが良い男でセクシーで…！
ダフネの美しさも絵画のようで、2人のシーンは本当見惚れるものが多かった。
母がダフネをはげました、
「日々互いを愛することを選んだの。
愛は意思」
というセリフが素敵だった。
心に留めておきたい。
