開始5秒から面白い。もちろんシーズン1を観た上でのこと。Twitter、YouTube、ニコニコ動画、Instagramとインターネットを駆使して、見ると死ぬ念写写真の謎を追う様子が現実と虚構の境を曖昧にし、さらに道行くマスク姿の人々がこの時代を表しているようにもみえる。
前述した通り、今回インターネットと古今東西のホラー・オカルト好きの力が掛け合わさり、地道ながらも着実に真実にたどり着く道筋とその結末に感動があります。ホラー・オカルトに対する愛と知的探究心でタブーに踏み込む覚悟を試されてたり、時には心霊ディレクターの熱いぶつかり合いもあり「心霊アベンジャーズ」の娯楽としても素晴らしい。クサいことを本気で言ってたり、カッコつけるダサさとか愚直さと泥臭さ、本音と共に流れる涙にある人間臭さが魅力です。
ヤバすぎの獅童と市山が心霊マスターテープの世界に乗り込んでくる最高のサプライズもある。獅童が出ると、コワすぎ!の色に染まり、凶暴性と恐れ知らずの行動力で台風の目のような求心力で物語を転がしてて、本当に良かった。
