五感で思い出す初恋。
色、景気、感触、香り、キス、音楽。
その感覚に訴えるような作品。
高校時代の花を愛でてる描写など時折作画を意識しているからかちょっと現実味がない表現があったけれど、それも過去の淡い素敵な思い出として、あえてそう表現しているのかななんて。
わたしは満島ひかり世代ではないので、タイムリーに宇多田ヒカルのfirst loveとともに育ったわけではないけれど、だれでも、あー思い出しちゃうななんて、そういう音楽がある。尚更国民的な歌手なら特に誰にでも寄り添ってくれる。
恋だけではなくて、綴の母として、またやえのお母さんの思いとかに泣けてきました。
うなぎの美味しいところあげるとか、ケーキのいちご分ける、そういうものですよね。
常に一緒にいなくても子供の幸せと笑顔を守りたいと思う。すごい素敵でお気に入りのシーン。