mra

サンクチュアリ -聖域-のmraのレビュー・感想・評価

サンクチュアリ -聖域-(2023年製作のドラマ)
4.5
2023年
最初はとにかく強欲で見栄っ張りで現実が見えていない世間知らずの極小チンピラって感じの超小物感満載だった猿桜。相撲は砂かけ猫騙し、小手先の技だけで何とか乗り切ろうとする、まげも結わず土俵で叫び好き勝手。でも持ち前の体格とポテンシャルで勝ち越していく。
ただ公園で出会ったフランケン、静内との対戦でボッコボコにされて(耳が千切れたり歯を何本か持っていかれたり)からは一度心が折れていたものの、猿桜の中で闘志が芽生えてからは爽快なシーンの連続だった。

人を蹴落とすばかり考えていた先輩がいる部屋では一体感が生まれ、いつしか全員でトレーニングに励み稽古では声掛けが盛んになり一体感が。
ちゃんと人のアドバイスも聞くようになり「どうしたら強くなれるか教えてください!」と親方に頼むシーンはちょっと感動した。土俵にもちゃんと一礼するようになった。
頑なに結わなかったまげを結ったシーンはさすがにちょっと泣いた。
合同稽古では前は他の舐めた態度の部屋の
奴らにボコボコにされていたのに(練習終わりには相手の背中には一切泥がついてなかった)冬の寒い日に裸なのに湯気立つくらい熱気がある部屋で、全員がレベルアップして相手をボコボコにするシーンは爽快だった!

記者の女性は負けず嫌い、上司と不倫しちゃって政治部門から相撲関連の部門に飛ばされた
その上司は同じ会社のお偉いさんの娘と結婚してるのに、社内の女に手を出すってやばくないか?(しかも縁切れてからも会う度に話そうとしてくる)

キャバで会った猿桜がメロメロだった女性(私たちはボイン過ぎるからおっぱいちゃんって呼んでた)は、猿桜の財布は盗むわ、共通の知り合いの若社長とは寝るわで何か欲望の塊〜って感じの女
記者にもうちょっと教養つけた方がいいですよ、って喧嘩売られた時のブチギレてる感じもうっすい人生だったんだろうな〜と思った‥彼女でもないのに彼女です♡ってベタベタしてマウントとろうとするところが、うっすいわ〜‥(おっぱいは良いけど)

他にも相撲業界で蔓延ってるであろうパワハラの嵐が本当に意地汚い小学生のいじめみたいだった
これはシーズン2に続くのかな?伏線回収できてないところ多いから、次回もあると期待!
mra

mra