日本の国技である「相撲」を色々な視点から捉えていき、考えさせられる部分もあるが、王道的な展開もあり興奮させられる作品でした。
ストーリーは王道で、貧乏な家庭で育ち、どうしようもない不良の主人公が相撲を通して、苦しさや楽しさなどの経験を通して成長していく話です。
主人公の成長を軸にしているものの、相撲界を取り巻く光と闇が描かれており考えさせられる。そのことが作品に深みを持たせており、相撲という競技や歴代の力士に興味をもたせることに成功した作品だと思います。
一部、グロいシーンもあるので、低学年のこどもがいる家庭は注意する必要がありますが、相撲にあまり興味がない人にもオススメできるシリーズです。