ダニー

ゴースト/ニューヨークの幻のダニーのレビュー・感想・評価

4.0
サムとモリーのどちらに寄ったものかわからないけど、ストーリーを追いつつも喪失感が常に付きまとった

一番はやっぱりラストシーンだけど、二番目に泣けたのはなぜかオダ・メイがサムに身体を使うことを許可したシーンだった
サムからの「愛してる」に対するモリーが「同じく」とか泣きながら笑みが溢れてしまうしお互いに交わす最後の言葉が「またね」で最後モリーが「さよなら」と呟いて終わるのとかもう切なさと温かさで胸がいっぱい
最後サムからの愛をちゃんと言葉で聞けたのが自分の事のように嬉しかったし、だからこそ身勝手な理由で殺されて仲を裂かれたことが悲しすぎた

中盤は思ってたのと若干違うストーリーだったけど、モリーがサムを失って悲しみにくれている様子だけを見せられているよりも展開が楽しめて飽きさせない造りになっていたのが素晴らしい
名作なだけある 観てよかった
ダニー

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